展覧会 art exhibitions

上映会 film screening

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プロジェクション上映会

プロジェクション上映会:個的な視線・まなざし
日時:4/29、30 12:00-20:00(各プログラム入れ替え制)
場所:九州日仏学館(〒810-0041 福岡市中央区大名2−12−6 BLD F 3-5F)
料金:1プログラム 700円、4プログラム通し券 2500円
チケットは各展示会場にて展覧会開始後に販売する他、当日会場にて購入可。

フィルム・メーカーズ・フィールド所蔵の8mm短編映像作品と福岡で活動する若手の映像作家のビデオ作品28本と、2006年より福岡で作品制作を行っている大木裕之の近年の作品5本(福岡未公開バージョン)を4プログラムに分けて上映。合間に参加作家によるトークも有。カメラのファインダーを通した作家の視線やまなざしから汲み取れる時代背景・社会性の内に垣間見える福岡の実験映画・個人映画の歴史をたどると共に、フィルムとビデオのメディアの違い等を通して、今日の映像アートのあり方を浮かび上がらせることを目的とする。

スケジュール
4月29日(日)
12:00 プログラム1:80年代映像作品集vol.1(FMFシネマテーク出品作品、パーソナル・フォーカスアンソロジー収蔵作品)

福岡が全国的にも実験映画・個人映画の中心であった80年代前半の作品を中心としたプログラム。まさにその時期に中心的な役割を担っていたフィルム・メーカーズ・フィールド(FMF)の貴重な収蔵作品群より、実験映画の先駆者のひとりでもある松本俊夫氏の8ミリフィルム処女作「DELAY EXPOSURE」をはじめ、彼の門下生達の作品や福間良夫氏の冥想的なシングル8の習作「弾機」等、フィルム映像のメカニズムの実験・試行錯誤の痕跡の数々。

13:15 プログラム2:80年代映像作品集vol.2+若手映像作家ビデオ作品
80年代のフィルム作品と現在活動する若手映像作家のビデオ作品を同時上映。イメージフォーラム・フェスティバル等で賞を獲得した手嶋林太郎+齋藤正和の「R」をはじめ、福岡圏で活動する若手映像作家の作品を鑑賞する貴重な機会でもある。時代を超えた映像作家達の視点。

14:00 出品作家等によるトーク
15:10 プログラム3:大木裕之作品集vol.1
近年のデジタル作品より「G8(カリ)」と「マ(050505mix)」を上映。「マ」は福岡未公開バージョン。

17:00 プログラム4:大木裕之作品集vol.2
近年のデジタル作品より「木(ム)(623mix)」「松前君の旋律II(07福岡mix)」「口那木(ナム)(0704EDIT)」を上映。すべて福岡未公開バージョン。

18:45 大木裕之トーク

4月30日(祝)
12:00 プログラム1:大木裕之作品集vol.1
13:45 プログラム2:大木裕之作品集vol.2
15:30 大木裕之トーク
16:45 プログラム3:80年代映像作品集vol.1(FMFシネマテーク出品作品、パーソナル・フォーカスアンソロジー収蔵作品)
18:00 プログラム4:80年代映像作品集vol.2+若手映像作家ビデオ作品
18:45 出品作家等によるトーク

展覧会情報:rGb



日程:4/14-30(月曜定休)
オープン時間:10:00-18:00
場所:旧百三十銀行ギャラリー(〒805-0061 北九州市八幡東区西本町1-20-2)
電話番号:093-661-9130

福岡を中心に活動する耘野康臣、善之兄弟を中心とした映像ユニットrandom Gravity box。旧百三十銀行ギャラリーの特徴的な空間を使い、私たちが日常目にする光景を元に、私たちの生活にある固定概念にちょっと悪戯する新作映像作品を制作・展示。

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random Gravity box exhibition
Date: 4/14-30 Closed on Mons
Open hours: 10:00-18:00
Address: Kyu-130Ginko Gallery
1-20-2 Nishimoto-cho, YahataHigashi-ku, Kitakyushu 805-0061
Phone: 093-661-9130

random Gravity box is a video installation unit organized by Yasuomi and Yoshiyuki Un'no. Using charactristic features of the gallery space (old bank building built in 1915), the artists create and exhibit an installation piece that challenges and fools our perception of ordinary life.

展覧会情報:カラテセントラル



日程:4/14-30(月-水定休)
オープン時間:木-土 18:00-23:00、日 13:00-18:00
場所:IAF Shop*(福岡市中央区薬院3-7-19-2F)
電話番号:090-5475-5326

沖縄出身の写真作家マツコと山口出身の映像作家西村知巳によるユニット。日本各地の都市を巡り、そこを磁場として作品を制作する。2006年以降定期的に福岡を訪れ撮影してきた映像と写真を中心に構成される今回の展示では、福岡の街やそこに住む人々と作家の関わりそのものが作品化される。
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Karate-Central Exhibition
Date: 4/14-30 Closed Mons-Weds
Open hours: Thur-Sat 18:00-23:00, Sun 13:00-18:00
Place: IAF Shop* (3-7-19-2F Yakuin, Chuo-ku, Fukuoka)
Phone: 090-5475-5326

Karate-Central is a unit project of photographer, Matsuko, and film maker, Tomomi Nishimura. Two artists create work with close relationship with specific site, which they consider as a magnetic field within which several different factors constantly re/creates several fluctuating electric field that eventually become elements of their artwork.

展覧会情報:奥村雄樹「ポップ」



日程:4/21-5/6
オープン時間:14:00-20:00
場所:ギャラリーSOAP(〒802-0004 北九州市小倉北区鍛冶町1-8-23-2F)
電話番号:093-551-5522

東京を中心に活動する映像作家。これまでオーストラリア、アメリカ合衆国、台湾などで滞在制作を行ってきた。今回は直前の台湾における滞在制作作品と北九州における滞在制作作品を同時展示。ありふれた日常の光景に非日常的な要素を介入させ、私たちと世界の関係をユーモラスに問い直す。

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Yuki Okumura Exhibition "POP"
Date: 4/21-5/6 Closed on Mons
Open hours: 14:00-20:00
Address: Gallery SOAP
1-8-23 Kaji-machi, Kokurakita-ku, Kitakyushu 802-0004
Phone: 093-551-5522

Okumura's work is essentially site-specific though "site" in his work often appears as plain or superficial. Using computer editing technology, the artist carefully inserts or creates an unusual moment within ordinary scene, which ultimately questions our perception of and relationship with the world around us. Okumura has participated several artist in residence programs abroad including the United States and Taiwan. This exhibition is the first opportunity to see his Taiwan piece as well as his new project in Kitakyushu.

展覧会情報:大木裕之&西村知巳(カラテセントラル)



日程:4/14-20(月曜定休)
オープン時間:14:00-20:00
場所:ギャラリーSOAP(〒802-0004 北九州市小倉北区鍛冶町1-8-23-2F)
電話番号:093-551-5522

日本各地を転々としながら、その土地や人々との関係性の中で映像作品を制作している大木裕之と西村知巳(カラテセントラル)によるジョイント・インスタレーション。大木は北九州を含むアジア各地での映像を元にした作品「カム」の最新バージョンを、西村は福岡をはじめ西日本各地で撮りためてきた映像作品を展示。

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Hiroyuki Oki & Tomomi Nishimura Exhibition
Date: 4/14-20 Closed on Mons
Open hours: 14:00-20:00
Address: Gallery SOAP
1-8-23 Kaji-machi, Kokurakita-ku, Kitakyushu 802-0004
Phone: 093-551-5522

Joint installation of two film makers, Hiroyuki Oki and Tomomi Nishimura (Karate-Central) both of whom take a similar approach in film making, that is, develop the work within close relationship with specific place and people living in specific community. Oki will be exhibition the latest version of "Kamu," which contains pieces from different Asian cities including Kitakyushu. Nishimura will present the new film piece he has been working on in Fukuoka since last year.

プロジェクション:概要

プロジェクション:北九州—福岡ビデオアート’07
2007.04.14-05.06

映像メディアの多様化、ビデオカメラの普及、コンピュータによる編集技術の普及・発達ならびにインターネットを通した映像配信環境の広がり等、映像を取り巻く状況はここ数十年でめまぐるしい変化を遂げ、それに伴い、映像表現の世界はより身近になると同時に複雑化の一途を辿っています。福岡はフィルム・メーカーズ・フィールド主催によるパーソナル・フォーカスに代表されるように、70年代後半から日本の映像文化の一拠点としての役割を担ってきましたが、フィルム作品の上映の機会が減り、映像の手法や形式そのものが多様化していく中で、今日の映像アートへと繋がる歴史的な背景の再確認と、映像というメディアの性質についての本質的な問いかけの必要性が高まりつつあるように感じられます。

「プロジェクション:北九州—福岡ビデオアート’07」展は、現在の映像/ビデオ・アートを福岡の映像文化の歴史との関係において考察すると共に、福岡内外の映像/現代美術作家4組の展示を通し、撮影と編集のプロセスから生じる作家と対象/世界との関係性、作品の内に垣間見える日常の細部に対する個的な視点といった切り口から、映像という表現形式、ビデオというツール、そしてこれからの映像アートの方向性について展望する試みです。

参加作家
random Gravity box、井上泰宏、大木裕之、奥村雄樹、カラテセントラル、渋江修平、園田裕美、手嶋林太郎+齋藤正和、蓑原眞実子 、フィルム・メーカーズ・フィールド(所蔵作品より:板山信一、伊藤高志、鳥飼康男、江上計太、金子功、Cat House、キンタロ、くがいゆたか、黒岩俊哉、小嶋哲生、出渕亮一朗、中原玲子、ノトヨシヒコ、平尾薫、福間良夫、松本俊夫、宮田靖子、宮本初音、森下明彦、森田淳壱、山田けい子、吉住美昭、渡辺宏)


運営:プロジェクション:北九州ー福岡 ビデオアート ’07 実行委員会
主催/企画:collaborative art network in-between
共催:九州日仏学館
後援:朝日新聞文化財団、アサヒビール芸術文化財団、福岡市文化芸術振興財団
協力:アートアパート88、アート・インスティチュート北九州、オハツ企画、69’ners FILM、donner le mot、ミュージアム・シティ・プロジェクト、IAF Shop*、ギャラリーSOAP、旧百三十銀行ギャラリー、フィルム・メーカーズ・フィールド、成長型アートスペース level1